この「ドクターカー」は、ルノー・ジャポンがベース車両のルノー カングーを提供し、その車にイオンペットが機器の取り付けや架装を施した。
ルノー・カングーが“小さな移動病院”「ドクターカー」に イオンペット、災害発生時の活躍にも期待
ルノー・ジャポンは12月1日(金)、イオンペット株式会社と共同で、イオンモール幕張新都心ペットモールにて、ペット業界初の取り組みとなる「ドクターカー」の完成披露記者会見を開催した。
■「ドクターカー」は“小さな移動病院”
この「ドクターカー」は、ルノー・ジャポンがベース車両のルノー カングーを提供し、その車にイオンペットが機器の取り付けや架装を施した。ルノー カングーの天井が高く大きな荷室と屋根には、『超音波診断装置』や『酸素吸入設備』、過去の受診記録等にアクセスできる『PC』、『簡単な手術が行えるキット』等々が搭載されている他、200リットルの『水タンクやシンク、施術台、車外で活動する際の天幕や横幕』も装備され、“小さな移動病院”と言えるほどの機能を持っている。
■24h対応、災害発生時の活躍にも期待
このドクターカーは、イオンモール幕張新都心のイオンペット店舗「pecos(ペコス)」に併設されている24時間対応の動物病院に配備され、災害発生時には、いち早く被災現場へ獣医師や動物看護師、トリミング技術者を派遣し、ペットの救命救急活動やケアを行なう。
また通常時は、現在イオンが千葉市などと取り組んでいる地域エコシステムの一環として、往診などで活躍する予定だ。